この記事では、ノースフェイスの「ジップインジップ」について書いていきます。
ネットでも話題になっていた、ノースフェイスと他社の製品との組み合わせ。
今回はジップインジップ システムで、マウンテンジャケットにユニクロのフリースを合体させてみました。
今回の組み合わせはこちら
- ノースフェイス
「マウンテンジャケット NP61800」 - ユニクロ
「ファーリーフリースフルジップジャケット 商品番号418712」
〜事の経緯はこんな感じ〜
先日購入したマウンテンジャケットにジップインジップという便利なシステムが搭載されていることを知る。
「まぁ、俺には必要ないな」とクールで大人な対応。
…3日後
「やったーマウンテンジャケットにぴったりなフリースが買えた!嬉しい!!」
というわけで、嬉しがってジップインジップを体験したので注意する点などを交えて紹介していきます。
記事を読むとわかること
- ジップインジップに対応している商品
- ユニクロとジップインジップ する時の注意点
- ジップインジップを実際に体験した感想
ノースフェイスのジップインジップの持っている無限の可能性に興味のある人は、ぜひ参考にしてみてください。

タップできるもくじ
ノースフェイス ジップインジップシステム

出典:[THE NORTH FACE ]公式|ゴールドウィン
まずは、先ほどから連呼しているジップインジップシステムがどういうものか説明します。
ジップインジップシステムを簡単に説明
ZIP IN ZIP SYSTEM
アウターウエアとミドルレイヤーをファスナーで一体化させる「ZIP IN ZIP SYSTEM」。環境、目的に合わせて自由にアウターとインナーをカスタマイズできる。もたつきを防ぐとともに、ウエアの特性を最大限に引き出し、パフォーマンスを支えフィールドでの幅がより広がります。低温下での行動が想定される日などにレイヤリングの手間を軽減し、スピーディにします。袖や襟元のディテールの作り込みなど、最先端のテクノロジーと高い製法技術を注ぎこんでいます。機能性が高く、それでいて快適な着心地のウェア。さまざまなバリエーションでご用意しています。
動画による説明はこちら
仕組みは簡単ですね。
ただ注意点がひとつ。
対応したファスナー同士でなければ、合体できません。
では、まずはノースフェイス純正のジップインジップ対応商品をみていきましょう。
ジップインジップ対応商品(2019年10月現在)
ラインナップはこちら。
ノースフェイス純正の対応商品
アウターシェル
マウンテンジャケット(メンズ)
NP61800
55,000円(税込)
ノベルティースクープジャケット(メンズ)
NP61845
34,100円(税込)
スクープジャケット(メンズ)
NP61940
31,900円(税込)
ダウンジャケット
アコンカグアジャケット(メンズ)
ND91832
34,100円(税込)
フリースジャケット
ジップインバーサミッドジャケット(メンズ)
NA61906
20,900円(税込)
出典:[THE NORTH FACE ]公式|ゴールドウィン
公式サイトで紹介されていたのは5点。
基本は、「アウターシェル+ダウン」か「アウターシェル+フリース」の組み合わせになるでしょう。
マウンテンジャケット単体のレビューはこちら、【THE NORTH FACE マウンテンジャケット レビュー】名作ジャケットの必ず知っておきたい3つのポイントを紹介に書いているので、よろしければどうぞ。
ユニクロのジップインジップ対応商品
ユニクロの商品で、ジップインジップシステムに対応している商品です。
フリース
ファーリーフリースフルジップジャケット 商品番号418712
パーカ
ボアスウェットフルジップパーカ(長袖)商品番号:418708
ユニクロの場合は商品名が同じでも、ジップの形式が変更になる可能性があります。
次に説明する、ジップの形式を確認しておけば安心です。
ユニクロの商品とジップインジップする際の注意点3つ
とりあえず、いつかはノースの対応商品を買うことを目標に置きつつ他社製品と組み合わせる時の注意点を3つ紹介。
- ジップの形式に注意
- サイズ選びに注意
- ひと手間必要な点に注意
ジップの形式に注意
ジップインジップで使われているファスナーの品番です。
同じ形式のものは、繋ぐことができます。
YKKのVISLONシリーズのファスナーの特徴は、プラスチックのものでコマが見えるもの。
目星を付けたら、裏の印字を確認しましょう。注目すべきは、数字の5。
この数字が違うとファスナーが噛み合わないのでご注意を!
サイズ選びに注意

コマ数ぴったり
僕が所有するマウンテンジャケットはゆったりした作り。
今回は、ユニクロのファーフリースジャケットのMとLを試着室に持ち込み検証済みです。
同サイズだとコマがだいぶ余ってて、ワンサイズ上のLサイズではコマもぴったり合いました。
アウターシェルは、作りが少し大きいことを頭に入れておいてください。
ノースフェイス純正のジップインジップ対応商品は、同サイズでOKです。
快適にするためには、ひと手間必要

出典:[THE NORTH FACE ]公式|ゴールドウィン
無事にぴったりのファスナーで連結したマウンテンジャケットとファーフリースジャケット。
着心地もなかなか良いではないですか。ひとしきりジップインジップを堪能して、脱ごうとした時に問題が。
フリースの袖が腕についてきて、中でよれてしまうではありませんか。
脱ぐたびにこれは面倒だと思って、ふとマウンテンジャケットの袖口を見ると何やらループが付いているのを発見。
調べてみたところ、ノースフェイスのジップインジップに対応している商品同士は、袖と首のあたりに裾や襟をスナップボタンで固定できる仕様でした。
とりあえず、ファスナーでくっつけるだけでは具合が悪いと覚えておいてください。
ノースフェイスとユニクロのジップインジップをやってみた感想
個人の感想では、ユニクロとのジップインジップは微妙でした。
ココが微妙
- サイズ感の違いによるもたつき
- 良い感じにするには、作業が必要
- アウターの性能を活かしきれない
サイズ感の違いによるもたつき
やはり、純正同士ではないので違和感がありました。ポケットも大きくモタつきを感じました。
良い感じにするには、作業が必要
一体化によって快適になるはずが、脱ぐ時に袖がついてくる問題で不便に。改造すれば良くなるが、面倒。
アウターの性能を活かしきれない
本来の中間着での役割は果たせていないので、防寒性や透湿性の部分で頼りなく思いました。
ジップインジップの感想
ユニクロのフリースやしまむらのダウン単体でも着る場合でなければ、あまりおすすめしません。
ファスナーにこだわらなければ、中に着る中間着(フリース、パーカー、インナーダウン)の選択肢はかなり広がります。ユニクロやしまむらの商品はコスパは最高ですが、もっとアウターの性能を引き出せるものがあると感じました。
ユニクロのフリース自体はコスパも高く良かったので、あくまでジップインジップでの評価です。
僕も所有してるサンダージャケットなんかは、単体で着ても機能性も高いので汎用性の高い組み合わせを作ることができるのでオススメしときます。
>>【ノースフェイス サンダージャケット レビュー】普段使いにおすすめのダウン|サイズ感や残念だった点も紹介【NY81812】
【ノースフェイス サンダージャケット レビュー】普段使いにおすすめのダウン|サイズ感や残念だった点も紹介【NY81812】
あとは、防寒の基本であるベースレイヤー(アンダーウェア)は意外と盲点です。
最大限にアウターの性能を引き出してくれるので良いですよ。
嘘だろって思った人は、>>ノースフェイス 防寒におすすめのインナー4選!体も気分もあったまろう。
【ジップインジップ】ノースフェイスとユニクロを合体のまとめ
ユニクロの商品とジップインジップする際の注意点3つ
- 対応ファスナーは、YKK VISLON 5VSH
- サイズ選びに注意する
- 快適に着るには、ひと手間が必要
ジップインジップ対応商品【ユニクロ】
- ファーリーフリースフルジップジャケット 商品番号418712
- ボアスウェットフルジップパーカ(長袖)商品番号:418708
ジップインジップ対応商品【ノースフェイス】
今回、実際にジップインジップを試してみて、改めてアウトドアブランドの凄さが分かりました。
ファッションとして、「マウンテンライト」「マウンテンジャケット」を愛用している人は、ジップインジップに縛られずに好きなインナーを楽しむ方が選択肢が広がると思います。
ただ、せっかくの高性能アウターなので、そのスペックを無駄にはしたくないですよね。
ジップインジップシステムによる機能の恩恵を授かりたい人は、遠回りせずにノース同士で組み合わせを考えましょう。
僕は、ジップインバーサミッドジャケットを狙っています。
お互い、頑張って買い足していきましょうね♪涙
