この記事では、「リュックの洗濯方法」を、画像つきでわかりやすく解説します。

自分で、洗濯しても大丈夫かな?その場合は、手洗い?それとも洗濯機でOK??
簡単にリュックを綺麗にする方法を教えてほしい!
こんな悩みを完全に解決します。
記事に書いてること
- リュックを洗濯する前に必ず確認すること
- リュックを自宅で洗濯する方法3つ
- リュックの洗濯にあると便利なグッズ
リュックを洗うことで起きるデメリットもあります。
でも、安心してください。その際に気をつけるポイントはしっかり書いています。
「綺麗にするはずが、逆にダメにしてしまった…」なんてことにならないように、参考にしてください。
記事を書いてる人
リュック好き管理人のさこりん。普段からリュックの洗濯やメンテナンスをしています。
その中で編み出した「自宅で簡単にリュックを洗う方法」がみなさんの役に立てば嬉しいです。

「リュックの洗濯は洗濯機ではなく、手洗いを推奨する」理由なども必見。
完全保存版の内容になっています。
何度でも見直せるように、このページをブックマークしてお使いください。
お急ぎの方は、「手洗い・洗濯機・それ以外の洗濯方法」それぞれの洗い方へどうぞ。
リュック洗濯の前に必ず確認すること
まずは、以下の項目を必ず確認しましょう。
- リュック洗濯3つの注意点
- 洗濯表示
- 素材
順番に説明していきます。
STEP1 リュック洗濯3つの注意点を押さえる
- 型崩れ
- 色落ち
- 生地へのダメージ
リュックの洗濯には、デメリットもあります。後悔しないためにも確認しときましょう。
型崩れ
洗濯してしまうことで、生地のハリ感が失われて以前の形を保てなくなってしまうことがあります。
色落ち
色落ちの確認方法;色の濃いものの場合、目立たない場所を、濡れティッシュなどでこすります。ティッシュに色が移っていたら洗濯はやめておいたほうがいいです。
裏地の色が外に染み出してしまうケースもあるので注意。
生地へのダメージ
生地へのダメージが蓄積すると劣化を早めてしまいます。
丸洗いの頻度を減らしたいところです。
取り返しのつかない汚れになる前に、日頃のお手入れでケアしていくのが最善です。
注意点は3つありますが、回避の方法はこれだけ、
なるべく優しい洗い方をしてあげる
リュックの洗濯は洗濯機ではなく、手洗いを推奨します!

では、注意点が分かったら次のステップへ。
STEP1 洗濯表示を調べる。
リュックの洗濯表示を探してみてください。
洗濯表示がある場合は、家庭洗濯がダメなのか、OKなのかが分かります。
※洗濯表示が無いリュックの場合は、STEP2へ
洗濯OK
「手洗いマーク」→ 水洗いできます。
洗濯NG
「家庭洗濯禁止マーク」→ 水洗いできません。クリーニングに出しましょう!
その他の表示がある場合はこちらで確認してください。>>消費者庁ウェブサイト「新しい洗濯表示」ページへのリンク
確認ができたら、洗濯表示にしたがって洗いましょう。
STEP2 素材を調べる。
リュックの素材から洗濯可能かどうかを見極めます。
主なリュックの素材
- ポリエステル
- ナイロン
- 綿(キャンバス)
- 合皮(フェイクレザー)
- 本革
- ポリエステル、ナイロン、綿(キャンバス)
ただし、フェイクレザー・本革が部分的に施されているものは、丸洗いはNG

- 合皮
劣化の激しい素材。ポリウレタンコーティングは水に弱くボロボロと剥がれてしまう可能性もある。丸洗いでは避けたい。

- 本革
自宅で洗えません。専門のクリーニングに出しましょう。

リュックを自宅で洗濯する方法3つ
- 手洗い
- 洗濯機
- 部分洗い・拭きあげ
リュックの洗い方は3つあります。
手洗いでリュックを洗濯する方法
手洗いを成功させるコツ
準備するもの
- 中性洗剤
- 食器用スポンジ
- 折りたたみ桶(洗面台や浴槽でも可)
- ゴム手袋
- タオル
手洗いでリュックを洗濯する方法
step
1リュックの中やポケットの中のホコリを出す。
step
2汚れのひどい場所は予洗い※注1しておく。
step
3外せるパーツは全て外す。
step
4ぬるま湯※注2をはり、中性洗剤を入れる。
step
5リュックを入れ、20分ほど放置する。
ファスナーは開けたまま、つけ置きます。
step
6押し洗いをする。
step
7すすぎ
押し洗い後の水は、汚れでかなり濁っている。
一旦、汚れた水を捨てて、きれいな水ですすぎをする。
新しい水を張り、汚れたら捨てる作業を繰り返す。
リュックに染み込んだ洗剤を洗い流すイメージ。
水が透明になるまで行いましょう。
洗剤が残っていると生地を傷めてしまいます。
step
8脱水・タオルドライ
リュックを優しく絞った後、タオルで水分をふき取ります。
step
9陰干し
ファスナーは開けたままで陰干し。
早く乾かそうと、日光に当てると生地にダメージを与えてしまうので注意してください。
※注1:予洗い スポンジに中性洗剤をつけ軽くこすりながら汚れを落としておく。
※注2:ぬるま湯 「洗い・すすぎ」の水温は20℃~40℃くらいがおすすめです。
20℃以上のお湯は洗剤が溶けやすく、洗剤残りを防いでくれます。
温度が高すぎると生地を傷めたり、色落ちの可能性があるので注意する。
洗濯機でリュックを洗濯する方法
洗濯機でリュック洗いを成功させるコツ
- 中性洗剤を使う
- 手洗い・ドライコースで洗う
- 脱水は洗濯機でしない
- 日陰で干す
準備するもの
- 中性洗剤
- スポンジ
- 洗濯ネット
- タオル
洗濯機でリュックを洗濯する方法
step
1リュックの中やポケットの中のホコリを出す。
step
2汚れのひどい場所は予洗い※注1しておく。
step
3外せるパーツは全て外す。
step
4リュックを裏返し洗濯ネットに入れ、「手洗いコース」で洗う。
手洗いまたはドライコースなど、1番優しい洗い方を選ぶ。
洗濯機で脱水をしないように注意!型崩れの原因です。
step
5脱水は、タオルを使ってする。
step
6陰干し
ファスナーは開けたままで陰干し。
早く乾かそうと、日光に当てると生地にダメージを与えてしまうので注意してください。
手洗い・洗濯機で洗えないリュックを綺麗にする方法
水洗いできないリュックを綺麗にするコツ
- 色落ちしないか確認する
- 洗剤で拭く場合は、洗剤が残らないようにする
- まずは、目立たない場所で試してから開始する
準備するもの
- 中性洗剤
- 食器用スポンジ
- タオル
手洗い・洗濯機で洗えないリュックを綺麗にする方法
step
1リュックの中やポケットの中のホコリを出す。
step
2ぬるま湯※注1に中性洗剤を入れ、洗浄液を作る。
step
3スポンジに洗浄液をつけ固く絞ってから、汚れのひどいところを優しくこすり落とす。
step
4タオルに洗浄液をつけ、固く絞ってから全体を拭き洗いしていく。
目に見えなくても、全体を拭くとタオルに汚れが。
step
5水拭き
水に浸したタオルを固く絞り、全体を拭きあげる。
洗剤が残っていると生地を傷めてしまうので、しっかりと拭きとりましょう。
step
6乾拭き
乾いたタオルでリュックの水気を取る。
step
7陰干し
ファスナーは開けたままで陰干し。
早く乾かそうと、日光に当てると生地にダメージを与えてしまうので注意してください。
※注1:ぬるま湯 「洗い・すすぎ」の水温は20℃~40℃くらいがおススメです。
20℃以上のお湯は洗剤が溶けやすく、洗剤残りを防いでくれます。
温度が高すぎると生地を傷めたり、色落ちの可能性があるので注意する。
リュックの洗濯にあると便利なグッズ
洗濯の準備に役立つグッズ
- おしゃれ着用中性洗剤
- 食器用スポンジ
- 歯ブラシ
- メラミンスポンジ
- 消しゴム
- タオル
- 折りたたみ桶
おしゃれ着用中性洗剤
優しくリュックを洗うことができ、色落ちを防いでくれる。
粉洗剤・普通の洗濯洗剤は洗浄力が高いのですが、生地に負荷がかかってしまいます。
使用を避けた方がベター。
食器用スポンジ
研磨剤などの入っていない柔らかい素材のもの。
[jin_icon_clover color="#e9546b" size="19px"]歯ブラシ
目地のほこりを掻き出すのに便利です。
メラミンスポンジ
- before
- after
洗濯でも落ちない汚れの最後の救世主。
万能なメラミンスポンジは、リュックを綺麗にするのにも大活躍!
消しゴム
部分的な汚れを、からめとってくれます。
普通のプラスチック消しゴムでもいいですが、スニーカー用のものなら靴の掃除にも使えるのでオススメです◎
タオル
ご自宅にあるもので大丈夫です。吸水速乾性の高いものなら時短も可能。
折りたたみ桶
折りたたむことのできる桶で排水弁が付いているのがポイント。
手洗いでリュックを洗うとき、すすぎが圧倒的に楽になります。
洗濯に使うことはもちろん、持ち運びも楽なのでアウトドアにも使えて便利♪
ひとつ持っておくと助かるアイテムです。

洗濯後に役立つグッズ
防水・撥水スプレー
洗濯・乾燥が終わったら、防水スプレーをかけておきましょう。雨だけでなく、汚れも防いでくれる優れものです。
できれば、普段から定期的にかけておくことをオススメします!
匂い予防スプレー
どうしても避けられない、汗の匂いを先回りして予防することができます。
リュックの嫌な匂いにお困りの方はぜひ♪
\スポーツやジムの前にもおすすめ/
200人分の汗臭もわずか3分で無臭に!急速イオン消臭スプレー ヌーラ NULA
番外編
布用のマーカーペン
洗濯で落とせなかった汚れや傷、色落ちの箇所に使うと目立たなくさせることができます。
リュックにつく、ちょっとした傷などを消すのに普段からよくお世話になっています。

まとめ:リュックは自宅でも簡単に洗濯できる
今回は、「リュックの洗濯方法は【洗濯機・手洗い・拭きあげ】の3つ。誰でも簡単に洗える方法を伝授」という記事を書きました。
最後に、大事なリュックをダメにしないように注意点をおさらい。
- リュックを洗う時の注意点3つ
型崩れ
色落ち
生地へのダメージ
手洗いを成功させるコツ
洗濯機でリュック洗いを成功させるコツ
- 中性洗剤を使う
- 手洗い・ドライコースで洗う
- 脱水は洗濯機でしない
- 日陰で干す
水洗いできないリュックを綺麗にするコツ
- 色落ちしないか確認する
- 洗剤で拭く場合は、洗剤が残らないようにする
- まずは、目立たない場所で試してから開始する
面倒くさがり屋さんも便利グッズで楽チン♪
注意点に気をつければ、自宅でも簡単にリュックを洗うことができます。
ぜひ、チャレンジしてみてください。
ただ、あまり洗いすぎるのも良くないので、普段からこまめにお手入れしてあげてくださいね。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。